去った令和3年6月 18 日、令和3年度社員総会が開催されました。
昨年から続くコロナ禍 による緊急事態宣言下という事もあり、昨年は少人数の集合と委任状による開催となりまし たが、今年度は、オンライン(ZOOM ウェビナー)での開催となり、配信会場には、会長、副会 長、委員長、監事、配信部と、事前に手をあげていただいた議長へ会場にお越し頂き、議事録 署名人は3蜜を避けるため、リモートでの参加とさせていただきました。 正会員総数 1,473 名のうちリモート出席者数 351 名、委任状 660 名の合計 1,011 人で、正会員出席人数が会員数の過半数を超えていることから、総合司会の前田耕平理事 が本日の総会が成立していることを宣言しました。
議長には北部支部の上間圭吾氏、議事録署名人には山原南支部の久場幸子氏と浦添支 部の志良堂幸次氏がリモートで紹介され、議事が進められました。
第1号議案、第2号議案は、 友寄功三副会長から、令和2年度の事業報告、令和2年度収支決算報告について報告があ り、監事より、一般会計は適正に処理され、業務内容も事実であることの監査報告がありまし た。第3号議案と第4号議案は、髙良清健会長より、令和3年度事業計画と令和3年度収支予 算について報告があり、事前に質問を頂いた「法定研修受講料金の件」や、「講師・ファシリ テーター選定について」、「予防プランに関する提出書類や書式等の統一について」の回答 を行い、参加者からは「会員数の減少についてどう考えるか」の質疑があがり、日本協会との 一本化に伴う会員減と認識しているが、新規加入者もいるので、今後も魅力ある協会になる ように努めていきたいと回答がありました。
各議案の協議において、第1号議案〜第4号議案 は会員の皆様の賛成をいただき承認されました。 今年度は初めてのオンライン開催での社員総会で、議案決議を ZOOM の投票機能で行 うなどの試みもありましたが、会員の皆様のご理解ご協力のおかげで盛会裏に終えることが できたことに深く感謝しております。
日本介護支援専門員協会との一本化から2年目を迎え た県協会への期待と、職能団体としての役割の大切さを痛感した通常総会でした。
また、記念講演では、国際医療福祉大学大学院教授の石山麗子氏をお招きし、「令和3年 度介護報酬改定から見るこれからの介護支援専門員に求められること」と題し報酬改定に込 められたメッセージや介護支援専門員の現状と求められる課題についてお話して頂きました。 現場で利用者様と接する介護支援専門員にとって、身の引き締まる思いと共に、ICT 化に対 応する事でいかに利用者様と向き合える時間を作れるかが大事であるという事を強く感じた 内容でした。また、石山先生のご講演に対して、8割の会員の皆様からは大変良かったと投票 送信がありましたことから、今後も企画を持ちたいと強く思いました。
文責:組織会員委員長 大城 康司